毒入り餃子や年金問題、ホテル従業員の殺人事件など最近大きなニュースが相次ぎますが、そんな中隠れてしまいましたが我々の業界にとって重要なニュースがありました。日本マクドナルド社が1個人に裁判を起こされて敗訴したというものです。マクドナルドはすぐに控訴したそうですが。・・
 
《飲食店ますます受難?》

 裁判の内容は、「店長は時間外労働の適用の除外を認めている労働基準法第41条2項の管理監督者にあたり、残業代を払わなくてもよい」として会社が残業代を払っていないのに対して、店長は労働基準法第41条2項の管理監督者に「あたらない」として残業代の支払いを求めるというものでした。

 この店長さんは1987年に入社して1999年に店長に昇格していますからもう20年を超えて会社に貢献しているわけです。彼の主張を見ると月100時間以上の残業を2003年にマクドナルドが成果主義を取り入れてから続けざる終えなくなったようです。

 その間、家族旅行も中止になり、奥さんが倒れたときも付き添いできず、子供の卒業式では寝てしまうなど家族の関係にも亀裂が生じ、ついには自分もぎっくり腰になった状態でも勤務を続け、挙句の果て軽い脳梗塞を起こすといった状況だった等‥とのこと。

確かに主張を聞いていると理解できる内容がいっぱいです。ましてや20年もがんばってきた人の言葉ですから信憑性があります。でもふと思うのです、ここまでではないにしろ、近い働き方をしている店長はたくさんいるのではないでしょうか。みんなただ我慢しているのでしょうか。そうではなくおそらく経営者や上司が何らかのガス抜きを続けているのではないでしょうか。

今回の店長さんも主張の中で人手不足で負担が自分にかかることを「店長は監督者なんだから自己責任だ。」と突き放されたり、労基局の監査が入った時には「お前の家族が垂れ込んだんだろう」と言われたり、どうも彼の言葉に耳を貸した人間がいないようなのです。

 もちろん意見を聞いてあげたり、ガス抜きをしてあげれば済むと言うわけではありません。企業にとっての人材はいつの世も宝の原石です。まして店長は管理監督者として経営者側の人間のはず、充分な教育とコミュニケーションが必要です。労働者として縛り付けるために役職をつけた結果が《店長》では本人も法律も会社の論理は認めてくれないのです。
 
08年02月10日 | Category: General
Posted by: foodbusiness
マスコミの方々とは時々お会いしますが、皆さん飲食業界のことは[よく解らない]という方が多いようです。

確かにわれわれの業界は特殊な部分をたくさん持ってますね。石田もちょっと昔になりますが初めて飲食店でアルバイトした時に「え〜!」となったことがありました。
夕方からのバイトなのに「おはようございます」と挨拶するんだと教わったからです。一般の人には?ですよね。
深く入っていくと???がいっぱいあるんですよね。

まして記者さんには伝え聞くと興味を引く事がたくさんあるんでしょう。
今回は朝日新聞に読者から投稿があった『人手不足によって、レストランの厨房で皿を洗わず、客席から返って来た皿をそのまま使っている。』ということに対しての取材でした。

投稿者の言っていることがどこまで信憑性があるかわかりませんがホントなら大変なことです。
私の知る限りのクレンリネスの話を交えお話しておきました。

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08年01月31日 | Category: General
Posted by: foodbusiness
先日、筑波学園都市に店舗視察で数店行ってきました。流行っている店と「こりゃ大丈夫かな」という店がはっきりしていて、なんだか飲食店の世界にも格差が出てきてるのかなあという気にさせられました。

そんな中で「坂東太郎」には元気をもらいましたね。働いている女性たちがなんともアットホームで笑顔がいい、なによりお客様に一生懸命やさしく接しようとしているのが感じられて気持ちがよかった。栃木・茨城を中心のチェーン店ですから期待しなかったのですがこういう裏切られ方はいいもんです。

茨城といえば取手に「やま忠」というとんかつレストランがあるのをご存知でしょうか。TVの王様のブランチ(TBS)では日本一美味しいなどと取り上げられて今では東京はもちろん横浜や埼玉など他県からもお客さんがやってくる店です。もともと地域一番の店で宣伝や広告は一切やらない主義でしたが度重なる取材申し込みでお客様に迷惑がかからない程度に露出するようになりました。

食材はオーナー夫婦自ら産地に足を運び食材の安全性や品質の確認を怠りませんし、毎朝その日のおしんこや味噌汁にまで目を光らせて管理をしています。接客や従業員教育は他社から研修の申し込みがあるほどしっかりしています。
[厚切りロースかつ]や[筑波膳]はほんとにお得で「カツはどうも・・」という人には[ダイナミックハンバーグ」を中心としたハンバーグの種類もあるから大丈夫です。
取手駅から車で5分、国道6号線沿いですから近くに行ったら是非寄られるといいと思います。

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08年01月18日 | Category: General
Posted by: foodbusiness
 繁盛店の忘新年会の時期に店舗に訪問するのはホントにいいものです。ひっきりなしに予約のお客様から電話が入って、なんだかこちらも楽しくなってきます。

ただそんな繁盛店でも最近は新年会は減ってきているのが現状のようです。その分普段を底上げしないといけないのはたいへんです。

でも、どうも上手にやっているお店は特別なことを考えていると言うよりは普通のことをちょっと工夫したり視点を変えて見て成功している場合が多いような気がします。

 魯山人が「食器は料理の着物である」といったのは有名な話ですが、確かに食器がディスプレイだとすれば商品の価値はその飾り方で上がったり下がったりするものです。照明や内装も総合的な価値アップディスプレイとも言えるわけですね。

 そういえば我々の業界ではないですがブックオフのパートから社長まで上り積めた橋本社長はパート時代、店内の照明を明るく代えるというアイデアを提案したそうです、古本を陰気な照明で売っているとイメージが悪くなるのとお客様も居心地が良くないですよね。古本だからと言って節約を優先させていたら売れ行きは今ほどなかったかもしれませんね。
08年01月04日 | Category: General
Posted by: foodbusiness
新潟のもう20年近くつきあいのある社長から
「今日の顧問日は、忘年会にしましょう。」
と言われた石田、断るわけも無く二つ返事でOKしてその店に向かったのでした。

「このお店は繁盛してるんです。魚が美味しいんですよ。雰囲気もいいですし。」
「実は新潟でセミナーやったとき、聞きにきてくれて確か名刺交換したと思うんだよね。」

なんて会話をしながらお店に入りました。

にこやかに迎えてくれたお嬢さんが丁寧に案内をしてくれてから、おすすめ品の説明、質問に対する答え方、盛り合わせを頼んだら、嫌いなものはないかと気遣い、白子はぽん酢じゃなく天ぷらにできないかと言ったらすばやく調理場と連携してくれたりとそれらが非常に自然でニコヤカ、彼女だけが特別かと思いきやその後応対した男性も女性も、ホント気持ちよかった。

おかげで1人ビール3杯その後2号徳利5本を空け、ベロンベロンで気がついたら新幹線の最終が出てしまい、もういいかあって感じではしご酒、ホテルの部屋は取ったものの部屋に帰ったのは朝の5時、6時には部屋を出ないと仕事が間に合わない。

オオバカの日を過ごした石田でしたが、あんないい接客されたら飲まずにいられんだろう。とかお店のせいじゃないかア。反省。


07年12月25日 | Category: General
Posted by: foodbusiness
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形だけの店長はダメ!マクドナルドだけの問題じゃない!?雑誌[アエラ]の記者さんとお会いしました。☆ 「やま忠」のとんかつはホントに美味しいよ!「坂東太郎」さん元気をありがとう!魯山人が[食器は料理の着物である・・・」「いかの墨」は接客がいいですねえ!アニサキスで救急車!皆さん気をつけて!【飲食店受難】!!稼ぎ時です。予防しましょう!11月各地で会った皆さんありがとう!え〜!クリスピークリームドーナツが並んでない!
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