この不景気の中、顧問先の社長さんから、「借入をスムーズに行いたい。」「借入後の資金計画に不安がある。」等の悩みを、お聞きすることがあります。
 
自身の家族のため、会社のために尽力してくれている従業員とその家族のためにも倒産の危機を乗り切る手段の一つとして、何とか融資を実行してもらわなければなりません。
 
そこで重要なのが、金融機関との信頼関係となってきます。
融資審査時に試算表・決算書等の様々な書類を準備しますが、これはご存知の通り、融資を実行しても十分な返済能力があるか?また回収不能になった場合の十分な担保力があるか?等を分析するためです。

皆様は融資の申込みをする際に、金融機関に言われるだけの書類(最低限度)しか準備していないのではないのでしょうか?
真に融資を受けたいと望むのであれば、自社をアピールできるものが必要です。
 
その、自社をアピールする手段の一つとして有力なものが「事業計画書」です。
財務諸表である「貸借対照表」「損益計算書」「製造原価報告書」「キャッシュフロー計算書」は過去の取引と現在の財政状態を報告するものですが、「事業計画書」は将来の予測を説明するものです。

この「事業計画書」の作成次第で融資実行の可否だけでなく、融資を受けた後の自社の将来までもを決定付けてしまうと言っても過言ではありません。
 
「事業計画書」に書かれている数値、文章はそれほど重要なものなのです。
金融機関からの融資をお考え皆様は、信頼のおける税理士にご相談される事をお勧めします。

文責:北九州支店


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なかのひと
10年03月25日 | Category: General
Posted by: pronet
「効率の良いことがベストではない」

経営者の中で 「効率の良いことがベストだ」というように思っている方は多いと思います。効率を良くすれば儲かり、成功し、事業が起動に乗ると思っているのではないでしょうか?その考えの裏は、商売が失敗するのは効率が悪いからだということになりますが、果たしてそうでしょうか?

商売には向き不向きがあるし、その人ごとの得意分野もあるでしょう。その意味では、商売を選ぶ段階である程度決まっている部分があると思います。ビジネスですから、戦略だ、マーケティングだという要素がからむのは仕方ありませんが、いくら効率を重視しても改善しきれない部分があるはずです。それは、経営者とビジネスのマッチングだったりするのです。そのマッチングに気づかずに、効率面ばかり追い求めているケースが多いのです。

ビジネスの世界が競争ならば、そのような現実が見えていない経営者が多いということは、ライバルにとってとても助かることになります。さらに「ここは当然、こうするべきだろう」という時に、違う手を打つような経営者は、他の経営者を簡単に儲けさせることになります。

「効率が悪いから」とその事業を切って捨てたりせず、効率の悪いところで稼ぐ方法を考え出し、事業を安定化させていく。これが「経営」というものだと思います。

効率の良いことが正しいことだと信じ、無批判でその方向に進んでいる人たちは、ちょっと立ち止まって考える必要があるでしょう。効率の悪いところで稼ぐ方法を考え出したとき、その時の経験値はその後の企業経営においての「要」となっていくでしょう

参考:「儲かる会社の社長の条件」



文責:ワンストップソリューション部


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なかのひと
10年03月12日 | Category: General
Posted by: pronet
株式会社プロネットの中小企業診断士である空(そら)直美がKBCラジオに出演し、中小企業の人材育成についてインタビューに答えます。
人材の育成について真剣にお悩みの経営者の皆さま、お聴き逃しなく!
プロネットビジネスカレッジは4年目に突入しております。年会費だけで年間30講座をどれでも受講できる当カレッジは通年でお申し込みになれますので、ぜひ入会をご検討下さい。

KBCラジオ『聴けばだいjob!げんき企業応援隊』
放送日時:3月9日(火)15:10頃~(5分程度)
放送局 :KBCラジオ
パーソナリティー:沢田幸二氏、吉冨麻衣氏


文責:ヒューマニー事業部


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なかのひと
10年03月04日 | Category: General
Posted by: pronet
目標管理で社員を育てるポイントとして「目標の意味を教える」ということがあります。
いくら「目標への執着心を持て」と言っても、本人がそれを望まない限りは、目標になりません。
なぜ、その目標なのか、なぜそれを目指さなければならないのか、なぜこの目標にチャレンジする必要があるのか、それを達成した場合はどうなるのか、達成しないとどうなるのかをきちんと理解させ、納得させなければ人は動きません。
ただ数字だけ上から押し付けて、社員が納得していないのに、いくらやれやれと言っても、目標を達成することはできません。

「目標によって人は成長することができる」

目標を達成できたかどうかは別にしても、とにかく高い目標を掲げてチャレンジしたことで後で、振り返ってみたら「成長していた」と感じることがあると思います。何かに向かってがむしゃらに取り組めば、その時は苦しくても、後から考えると成長を実感できるはずです。
自分自身の仕事への取り組み方を振り返ってみると、
「本当にこんなことができるのだろうか」
「自分にはまだ早いじゃないのか、荷が重過ぎるのでは」
という経験があると思います。しかし、結果的には、ちょっと無理かな、これは大変だ、というくらいの仕事をやった方が自分自身の成長につながっていると思います。
明らかに届かない目標はどうかと思いますが、届くか届かないかくらいの目標の方が人は努力するものです。

後は、管理するものが常に意識し心がけて関わっていくことが重要です。コミュニケーションを常にとり進捗状況を把握する。そうやって管理するものが意識付けをしてあげれば「目標」に対する重要性も理解できるのではないかと思います。

文責:経理サポート部


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なかのひと
10年03月01日 | Category: General
Posted by: pronet
利益拡大の方法として、「収入を増やす」と「費用を減らす」の二つに大きく分かれます。
ここでは、「収入を増やす」について紹介します。
病医院の収入と言えば診療収入で、次のように求められます。

「患者1人当たりの収入×患者数」

診療収入は診療報酬点数表により公定価格として定められておりますし、増患を考えても自医院の診療圏があります。しかし高額な自費診療収入を除き、病医院の収入を増やすにはこの診療収入を増やすしかなく、「患者1人当たりの収入」「患者数」を改善する必要があります。

(1)患者1人当たりの収入を増やす
言うまでもなく、診療収入はレセプトにより成り立っています。しかしこの重要なレセプトについて、漏れ・不備が生じているのは事実です。レセコンの導入は進んでいますが、レセコンの入力・カルテ記入等はどうしても人間の手作業になります。人間の介在要素から生じるエラーを確実につぶす必要があります。レセプトチェックを強化することにより、請求漏れを防ぎましょう。
また以前に未収金について述べましたが、未収金管理体制をとり回収強化だけでなく、発生防止についても努めていきましょう。

(2)患者数を増やす
診療圏調査を1度はされたことがあると思います。弊社でもいくつもの開業支援を行ってまいりましたが、診療圏調査は大変重要であると認識しています。
厚生労働省が平成8年に実施した受療行動調査によると、外来患者が医療機関を決める理由として一番多いのは、「自宅等から近い」で次いで「医師・看護師等が親切」「前に来たことがある」などがあります。しかし当然ながら全ての患者の理由は同じではなく「待ち時間が短い」「医療設備が良い」「建物がきれい」など患者の目線も様々です。
診療圏調査を参考に、競合医院を選定し、競合病院との差別化を図ることが必要です。

より具体的な改善方法等につきましては、お気軽にご相談ください。

文責:医業部


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なかのひと
10年02月25日 | Category: General
Posted by: pronet
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