「経営計画」とは、社長のもつ“我が社の未来像”を実現するための「過程」と「具体策」を示すものです。
事業の経営は、いろいろな活動が総合され、有機的に結び付けられ、弾力的に運営されてはじめてうまくいきます。
一口にそういっても、これを実際に行うのは生易しいことではありません。その難しさは、個々の活動についてではなくて、いろいろな活動について、何を重点とし、何を優先させ、全体としてのバランスをどうとるか、という難しさです。
この難問を解決するには、事業経営全体について知らなければなりません。これを知る最も有効な手段こそ「経営計画」です。経営計画以上に経営を知る有効な手段はないでしょう。また、これ以上に社員を動機付ける道もないでしょう。
社長は、我が社の優れた未来を築くために、今、何をしなければならいかを知ることができますし、社員に対して誤りない指導を、自信をもって行わせることができます。
これ程重要な役割を果たす「経営計画」についての、一般的な認識は恐ろしいほど低いです。経営計画といえば、作成はしているが、それは単なる数字の羅列で「魂」が入っていないものがほとんどで、社長が誰かに命じてたてさせたものとか、単なる予測数字であったりします。
「経営計画」は社長自ら筆をとり、精魂を傾け尽くしてつくりあげるものなのです。社長の魂をこの「経営計画」に終結させなければなりません。社長の行動も全社員の行動も、すべてはこの経営計画にもとづいて行わなければならないもので、会社発展のために一丁目一番地として取り組むべきものではないでしょうか。

文責:法人ソリューション部
参考図書:一倉定の社長学「経営戦略・利益戦略」

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なかのひと



10年07月12日 | Category: General
Posted by: pronet
表題はお好み焼き屋「千房」の代表中井正嗣氏の言葉です。
苦難・苦境に直面した時に、私たちはどう立ち向かうべきかそのことについてかかれた内容の一説をご紹介します。

「外食」というのは不況になると真っ先に節約の対象になる。逆に、景気がよくなってきた時に、その恩恵をいちばん最後にうけるのも外食産業である。ではどうしたら「不況」を乗り越えることができるのか。
売上が落ちてくると、どの店も経費の節減を考える。その中で最も手っ取り早いのは「人件費」である。けれども、スタッフを減らせばサービスが低下する。サービスが低下すれば売上がおちる。売上が落ちるとさらに人件費を削らざるをえない。そういう悪循環に陥る。常識的にはそう考えられている。
しかし、スタッフの人数を減らせばサービスは低下するだろうか。そもそも「サービス」とは何なのか。
飲食業の使命は料理やサービス、おもてなしを通じてお客様のお腹を満たす「満腹」と心を満たす「満足」を提供することにある。
それではスタッフがたくさんいれば満足していただけるものか。物理的にはそうかもしれない。しかし、スタッフが多くても気働きに乏しく、不満を抱かせてしまう店がある。それに対して、人数が少なくてもそれなりに満足してもらえる店もある。なんの違いか。それはお客様に対してどうしたいか?お客様の期待をどれだけ満たすことができているか?ということをいかに考えているかである。お客様に対しての御もてなしが不十分であればそれ以外のもので補う努力をする。それが「満腹」であり「満足」である。
いまの不況の原因は、重要と供給のバランスが崩れていることにある。売り手が多く、買い手が少ない。だから、なんの努力もしない、存在価値もない。そういう店や会社は当然、淘汰されていく。
不況の今こそ、お客さまに「満足」と「満腹」を提供する外食産業の原点に返らなければならない。


参考:「潮」7月号 「できるやんか」PART2 “ピンチ“は改革の”チャンス“である!
千房株式会社 代表取締役 中井正嗣氏 より

文責:法人ソリューション2部


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10年07月09日 | Category: General
Posted by: pronet
失効保険とは、保険料の払い込みが行なわれず、その保障効力が無効となっている状態の保険契約のことです。

その経理処理は、失効した時点で直ちに行なうことはありません。なぜなら、失効保険は一定期間であれば復活(注1)の権利を残しているからです。そこで、復活有効期間が経過し、保険契約の消滅したときに経理処理を行なうこととします。
(注1):失効後に、元の契約状態に戻す契約行為です。保険契約毎に、その有効期限は違います。復活時には健康状態の診査があり、復活が認められないこともあります。また、復活時にはそれまで未納分の保険料払い込みが必要です。

<参考>
保険(料)積立金 > 解約返戻金 : 差額を損金
保険(料)積立金 < 解約返戻金 : 差額を益金

上記に従えば、このような考え方もあるかもしれません。
<契約者の現状>
1.保障の重要性はなくなったので、解約しても構わない
2.保険料の支払い余力がない、または無駄な保障となるので払いたくない
3.でも、解約返戻金相当額を今期の益金にはしたくない
<アクション>
1.保険料を支払わずに失効を待つ
2.当期の経理処理を先送りする
3.状況が変わらず、復活の意思もなければ消滅を待つ
4.消滅の時点、又は頃合いをみて解約し、その営業期に益金処理を行なう

利益操作のような気もしますが、保険の仕組み上は正当な契約行為です。


文責:プロネットインシュア


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10年07月07日 | Category: General
Posted by: pronet
プロネットグループの中で、「人事屋」として仕事をしているのが私たちヒューマニー事業部です。「人事屋」というのは、様々なスキルを求められますが、その中でもエクセルの技術はかなり必要になってきます。

なぜ、エクセルの技術が必要かというと・・・「人事屋」の仕事の中には、新給与制度導入というものがあり、その中で必ず「新制度移行シミュレーション」というものが付きまとうからです。世の中の企業に所属している人事部のメンバーや私たちのような「人事屋」はこの「シミユレーション」作業にいつも悩まされています。この作業が大変なあまり、プロネットグループでは、過去に「社快人」というソフトウェアまで開発した程です。

さて、この「シミュレーション」作業は、現制度で支給されている給料を新しい制度ではどうなるのかを個別に計算するものです。制度構築期から完全移行時期まで随時この作業が行われています。これは、かなりエクセルの技術をもっていないと、「人事屋」を辞めたくなる程ちまちました作業です。

使用するエクセルの技術を少し紹介すると、

≪超初心者~初心者レベル≫
 ・並べ替え/フィルタ/絶対参照/オートSUM/TODAY関数/DATEDIF関数 等

≪中級者レベル≫
 ・IF関数/VLOOKUP/ピボットテーブル/INDEX関数/MATCH関数/検索/置換 等

上級レベルについては、すべてを担当アシスタントに任せているので私レベルでは語れません。因みにわが事業部の担当アシスタントは、外部講師をやるくらい高いスキルを持っています。

文責:ヒューマニー事業部

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10年07月05日 | Category: General
Posted by: pronet
目標を達成する組織には、目標未達成を許さない厳格な厳しさがあります。
この「厳格な厳しさ」というのは、社員や部下に対してだけではありません。経営者や会社自体に対しても必要なものです。
成果主義を導入して上手くいかないケースを分析すると、途中でコロコロとルールを変ええしまっていることが多いのです。
目標を達成しなくても結局は許してしまう甘い風土では、目標管理などでは根付くはずもありませんが、実は他は「逆」のケースもあります。
つまり、目標を達成した場合に会社が約束を守らないケースです。
例えば、赤字で業績が悪い会社などでは、高い改善目標を掲げることが多くあります。
目標を立てた時点では、目標を高く掲げていますから、達成したときの成果配分を高めに設定しても、経営者は納得します。
しかし、実際に目標が達成しそうになると、成果配分を渋ったり、約束を守らないことがあります。年間目標を達成しても、翌年のこと考えると不安になるのが経営者の心理かもしれませんが、これをやってしまうと組織は崩壊しかねません。
社員は経営者が約束を守るかどうかに対して非常に敏感です。会社が忘れているような約束でも、社員は覚えているのです。
だからこそ、社員ばかりではなく、会社、そして経営者自身も、目標達成に対して厳格な厳しさを持つ必要があるのです。



参考:「あなたの会社の赤字は一年で解消できる」著:水谷宗弘
文責:経理サポート部


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10年07月02日 | Category: General
Posted by: pronet
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